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広商連婦人部協議会第41回定期総会

〝婦人部を活発にして民商を元気にしよう〟

広商連婦人部協議会第41回定期総会が9月10日にYMCAで開かれ、西部民商からは山本婦人部長、瀬来幹事、前本幹事の3名が出席し、全体では役員・代議員37名中27名、評議員2名の出席で開催されました。

方針案では前総会以降の運動として2・19日比谷集会や6月5日の全国業者婦人決起集会へ参加し、インボイス中止・延期、業者婦人の地位向上を求めて運動を広げてきたことが報告されました。
今後の活動については「毎月、部会を開催し、楽しく元気の出る婦人部活動を進める」「税務相談停止命令制度を許さず、自主計算活動を推進する」「学習を力に婦人部活動の前進を図る」「所得税法56条廃止の運動」「仲間を増やす」等が提案され、採択されました。

山本婦人部長からは「久しぶりの総会だったが知っている人がいなくて新しい人ばかりでびっくり。他の民商に負けないように努力したい」と語られていました。

前本幹事からは「今回、総会に参加して他の民商の活動のことを聞いてすごく元気を貰った。どこの民商も役員さんが少なく、婦人部に加入して貰うのは難しい。参加していい勉強になった」と感想を寄せられました。

瀬来幹事からは「昨年に続いての参加でしたが、他の民商の活動を聞くことが出来て良かった。会員さんと会員訪問などで話をすることは良い。婦人部が活発になると事務所も元気になる。他の民商の活動でいいところを習ったらいい」と言われていました。

〝やっぱり民商に相談してよかった〟

会外の相談者Aさん(元会員・建築業)で、ある日簡易裁判所より強制執行通知が届きました。
開けてみると実の親の(平成29年8月に死亡)借入の残債の強制執行でした。
Aさんは寝耳に水でどうしたらいいかわからず民商に相談。
他に財産がなかったために今から相続放棄が出来るかどうかで検討することになりました。
本人は返済する義務はないと思っていますが、配偶者は娘まで取立てが来るのではないかと不安に思っています。
財産もないことから今から相続放棄の手続きをするために家庭裁判所にいくよう検討しているところです。
万が一それが出来なかった場合、時効の援用を活用しようと検討しています。

インボイスではなく消費税減税を!各界連主催・インボイス一斉行動

全国で24日(木)を中心に消費税廃止各界連絡会主催の全国一斉宣伝行動が行われ、西部民商では3名の参加でインボイスの実施中止・延期を求める宣伝行動を宣伝カーで行いました。
インボイス制度が10月から実施されるとフリーランスや一人親方など、小規模事業者の税負担と事務負担の増加につながります。制度実施によって1兆円もの税負担が価格に転嫁されれば消費者にも影響が及ぶこと、インボイス制度実施が電気代の値上げにも繋がり、さらなる物価高を呼び込みかねないことなどを、五日市・コイン通り商店街、宮島街道、廿日市・税務署前通り、廿日市駅前・商店街を回って宣伝カーで訴えました。

全会員への呼びかけを目標に「営業動向調査」を取り組んでいます!

〝会外の中小業者にも営業動向調査で民商をアピール!〟

会員さんたちの実態をつかみ会員拡大を広げていく「営業動向調査2023」の取り組みが進んでいます。
8月20日(日)には竹島西支部長、山本婦人部長と関事務局長で西支部、東支部の会員さんを訪問。
29件中19人の会員さんと対話を行い、留守の方にも「営業動向調査」を配って事務所へ持ってきて貰うかFAXやウェブアンケートで回答して貰うように呼びかけました。
廿日市支部では、奥本支部長、香川副会長が中心となってそれぞれ廿日市支部の会員さんを訪問し、多くの支部会員さんに呼びかけをして「営業動向調査」の取り組みに参加して貰っています。
奥本支部長は「会外の人でもいいなら知り合いの中小事業者にもあたってみるよ」と、これまでに14件の会外の中小事業者から「営業動向調査」に回答を貰うことが出来ました。
中には会員さんへ「営業動向調査」を貰いに行ったつもりが間違って会外の業者さんのところへ行って「民商です。アンケートをお願いします」とお願いしたにも関わらず、快く回答を貰えたところもあります。
これまでに回答された会員さんからは
「大変きびしい!」
「行政改革、財政改革両方を大胆に断行してほしい」「円安の改善」「マイナンバー制度を中止してほしい」
「5月サミットから仕事が少なくなりました。8月で3ヶ月仕事が月に10日くらい。このままだと職人さんもいなくなります」
「健康保険の減額、インボイス制度の廃止、消費税の減額を希望します」
「消費税の廃止を!」
「国は意見など聞かず、不利な制度ばかり勝手に決定するように思える。これでは商売する者は大変になるばかりで何とかならないものか?生活自体が出来なくなる人が増加する消費税を福祉に使って欲しいです」
「中小企業にこそ手厚い支援を」「積極的な商業誘致」
「過去最高の税収と聞いた。これだけ物価が値上がり続けているにも関わらず、消費税を下げようとしない国に呆れかえる。どこに目を向けて政治をしていのか。人口だって減り続けているのに…日本を潰したいのかと思われる政治、反対!!」
など、国への要望が寄せられています。

インボイス制度に関しては「不安でなにもわ からない。民商さんから話を聞きたい!」など声が寄せられています。取り組みを進める中で、多くの支部会員さんと支部役員さんとの交流も生まれています。
25日(金)には婦人部の役員さんが集まり、中支部を中心に会員訪問を行う予定です。
27日(日)には20日と同様、西支部と東支部への会員訪問が予定されています。
会員訪問で役員さんが来られた際には近況や営業実態など「営業動向調査」の取り組みへの参加をよろしくお願いします!

原水爆禁止世界大会・ヒロシマデー集会

核兵器禁止に踏み出す行動を!
原水爆禁止2023年世界大会のヒロシマデー集会が8月6日(日)にグリーンアリーナで開かれ、約1500名が参加しました。G7サミットが採択した「G7広島サミット」は「核兵器の非人道性」も「核兵器禁止条約」についても触れてないばかりか、核抑止力を当然であるかのように肯定し、被爆者をはじめ、国内外に多くの失望と怒りをかいました。この度のヒロシマデー集会には西部民商から香川副会長、山本婦人部長、竹島西支部長、関事務局長の4名が参加しました。

集会では日本共産党の志位委員長が連帯あいさつで日本政府に対して
①「核抑止力」論を見直し、その呪縛を断ち切る
②核兵器禁止条約の存在と正面から向き合い、少なくとも締約国会議にオブザーバー参加して、被害者支援、環境修復などで1貢献する
③核不拡散条約(NPT)第6条の核軍縮・撤廃義務のための交渉義務の履行を核保有国に迫るという3つの点を求めました。

カナダ在住被爆者のサーロー節子さんからは「78年前の原爆投下の時、私は女学院に通う13歳の生徒だったが突然閃光を浴び、崩れる建物のとともに落ちていった。真っ暗な暗闇の中で男性が『あきらめるな』と声をかけられ、男性と2人で闇の中からはい出した」と語られました。
G7サミットについては「『核兵器禁止条約』にも『核兵器撤廃』にも触れず、核兵器が必要というとんでもないものだった。相手の核は悪いが自分たちの核は正しいというのはおかしい。本当に欠けているのは「核兵器禁止」に踏み出す行動。より若く、より強い力が必要」と述べられました。
集会の参加者からは「普通に平和に生きてきた私たちにはいい勉強になった」「原水爆を無くすことや核兵器禁止条約の批准は難しいのではないか」「被爆者の方の体験を聞くことが出来てよかった」「黒い雨のことも少しずつ進んでいることがわかってよかった」など、感想が寄せられました。

核兵器使用の現実的な危険性が高まる中、すべての各保有国と各依存国の政府に対して広島から多くの市民とともに核兵器の禁止・廃絶、各禁止条約への参加を求める運動を引き続き広げていきましょう。

〝10月に実施すべきはインボイス制度ではなく消費税の減税!〟

インボイス制度の延期・中止、消費税の減税を求める宣伝行動を実施

広島県内の各民商で10月から実施されるインボイス制度の延期・中止、消費税の減税を求めるインボイス・アクションが1日に実施されました。西部民商ではこの日7名が参加して宣伝カー、軽トラック等、計4台の車両で佐伯区五日市の商店街や宮島街道、廿日市税務署、廿日市の商店街などを回って宣伝。
「インボイス制度が実施されるとフリーランスや一人親方など小規模事業者の税負担と事務負担につながる。インボイス反対の声をご一緒に!」「10月に実施すべきはインボイス制度ではなく消費税の減税、消費税を引き下げてくらしや事業の負担軽減を訴えるため、インボイス反対の声を」など呼びかけを行いました。

西部民商では3・13重税反対全国統一行動でも軽トラパレードで地域にインボイス反対の声を呼びかけています。
参加者からは「車による宣伝行動は以外と目を引いていたのではないか」「ある程度の人は聞いていたと思う。
インボイスのことは最近、テレビでは良くやっているが一般の人がわかっている人はあまりいないのでは。
宣伝行動で聞いた人が一人でも行動に参加してくれれば」「何か投票など、反対運動のきっかけがあれば良いと思った。
インボイス制度のことを理解して自分たちに関係があると思ったら必死になると思うので、インボイスに関係ある人はもっと行動を起こしてほしい」など感想が寄せられ、インボイスの問題について今後も学習会を開いて運動を広げていこうと決意されていました。

廿日市税務署と交渉 月末までに全額入れないと差し押さえ?!

建築業のAさんは、5月の廿日市税務署での交渉で消費税の納付計画を変更し、6月から7月31日の間に45万円を支払う計画で支払いを続けていましたが、仕事の状況が厳しい中、これまでに3回に分けて17万円を支払ってきました。7月になって担当者が変わり、新担当者から残りの28万円を支払わないければ差し押さえすると言われました。

驚いたAさんは直ぐに税務署で新担当者と面談しましたが「全額入れなければ差し押さえる」と譲りませんでした。
困ったAさんは民商に相談。2度目の面談で権限のある上司に話をさせてほしいことや自分の商売の現状を切々と訴え、最終的に今月末に8万、来月下旬に20万支払うことで差し押さえを回避することが出来ました。

Aさんからは「民商のおかげで冷静に担当者と話すことが出来た」と言われていました。
現状、厳しい状況は続きますがAさんからは「アルバイトをしてでもあきらめないで絶対に完済する」と決意を新たにされていました。

共済会 積極的に特定健診を受診して中小業者の営業と暮らしを守ろう

西部民商共済会総会後、第一回目の共済会総会が7月19日に開かれました。
理事会では7日に行われた総会の質疑応答で話し合われた中で民商健診の補助対象について質問があったため、対象範囲と健診の金額について論議を行いました。
拡大行動の取り組みでは、拡大統一行動として民商本体と統一行動を計画し、8月27日(日)に会員訪問を行うことを決定しました。会員訪問では昨年8~9月に取り組んだ営業動向調査アンケートに民商本体と専門部も一緒になって取り組み、一人でも多くの会員・読者さん等の営業と暮らしの状況を聞き取っていくことを確認しました。
今年のレクリエーションの取り組みについては、次回の理事会までに検討することなりました。
8・1インボイスアクションについての取り組みでは、8月1日に全県でインボイス延期・中止のための宣伝行動が計画されており、西部民商でも8月1日にインボイス延期・中止の宣伝行動を行うため、役員さんへの参加を訴えました。

以下は本年度の民商健診の取り組みについてです。

1・共済加入者で各市の特定
健診又は民間・個人病院で一般健診を受診された方
 補助金 5000円

2・共済加入者で婦人科健診(乳がん・子宮がんの健診)を各市の特定健診又は民間・個人病院で受診された方
 補助金 1000円

3・共済未加入者(民商会員(本人)又は配偶者とその家族まで)で各市の特定健診又は民間・個人病院で一般健診を受診された方
 補助金 1000円

※1 他団体経由での集団健診も含みます。
※2 特定健診が無料の場合でも、受診を証明出来る領収書・受診券・検査結果等のコピーがあれば補助金が出ます。
※3 特定健診(一般健診)と婦人科健診を同時に受けられた場合は特定健診(一般健診)分の補助金のみ出ます。

中小・零細業者にもバランスよく支援を大竹市と懇談

地方創生臨時交付金を活用した物価高騰に苦しむ中小業者への支援を要望するため、西部民商は7月12日に大竹市の産業振興課と懇談を行いました。
西部民商からは坂井会長、香川副会長、三村共済会理事長、関事務局長、婦人部より椿幹事が参加。
大竹市からは産業振興課・前田課長以下3名が対応しました。
懇談では、
1・売上及び粗利の減少に対応した支援制度の創設・拡充と、

2・固定費補助制度について、市は「現状、原油価格等高騰対策支援金を令和5年3月から6月末まで行い、支援をしていたと回答。
3・支援金の支給要件において、市税の完納要件は緩和してほしいとの要望には「要件は設けていない。コロナが元々ないものについては設けている」と回答しました。

地方創生臨時交付金の金額とこの度の支援制度の申請者数については6~7千万位で、申請者数は約470~480件申請があったと回答されましたが、6月末の締切から間もないため、十分な検証が行われておらず、今後の事についても明確な回答は得られませんでした。
西部民商からは「支援金を申請しようとしたが1万円位にしかならず、申請の手間を考えて申請しなかった人や、高齢化と3年続いたコロナで客が離れて困っている人もいる。
物価高騰が高止まりしている中でインボイス制度が始まると税金の負担が増えて廃業に繋がりかねないので、こういう中小・零細事業の人たちにも支援が届くよう、バランスよく施策を考えてほしい」と訴えました。

〝なくそう核兵器〟2023年国民平和大行進

7月5日(水)に国民平和大行進が行われました。
世界の穀倉地帯のウクライナでは今もロシアによる侵略戦争が続いており、核兵器による威嚇などを行っています。
国民平和大行進は1958年以来毎年、核兵器の廃絶をめざし、8月の広島・長崎にむかって全国で行進しているものです。今年の行進は広島から長崎へのコースとなっており、この日は佐伯区役所から廿日市市役所までを歩きました。
前日は大雨でしたが、この日はマスクをするのが苦しい位の良い天気となり、参加した約20名が時々お店の人や通行人の方等の援を受けながら「核兵器禁止条約に批准せよ」「ストップ戦争準備」「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ」などシュプレヒコールを上げ、佐伯区役所からコイン通り、広工大前を通って廿日市市へ入り、廿日市市街を通って廿日市市役所までアピールして歩きました。