〝経験の交流を通じて「自慢できる民商」づくりを目指そう〟
広商連第56回定期総会を開催
広商連第56回定期総会が6月8日にRCC文化センターで開かれ、西部民商からは7名が出席しました。
総会では、まず坂井県連会長のあいさつで中小業者を取り巻く物価高騰やインボイス制度の負担増、保険代理店の厳しい現状に触れ、改善に向けた運動の必要性を訴えました。また、署名活動や拡大運動の重要性を強調し、経験の交流を通じて「自慢できる民商」づくりを目指そうと呼びかけました。
続いて来賓で来られた共産党参議院予定候補の高見あつみ広島県委員会書記長より連帯のあいさつが行われました。
次に寺田県連事務局長からは総会方針案の提案、藤井県連副会長から財政報告(決算・予算)が行われました。
総会方針案では、物価高騰とトランプ関税への懸念から、消費税減税を求める世論が大きく広がり、参議院選を前にすべての野党に加え、与党内から消費税減税を求める声が上がっている中、食糧品のみ税率0を引き下げても飲食店の負担が増し、複数税率維持によりインボイスが継続されることから、消費税率5%以下への引き下げと、インボイス制度廃止の運動を広げていくこと、すべての自治体でインボイス廃止の意見書採択をめざすこと、納税者の権利を守るため、収受日付印の押印継続をもとめていくこと、自主計算活動前進・強化、4年ぶりの年間増勢達成のため、宣伝物を工夫し、紹介したくなる民商づくり(昨年は5民商が拡大で年間増勢を達成)の前進、どこの民商に相談に行っても同じように要求に応えられる民商・広島県連に取り組んでいくことなどが盛り込まれました。
午後からは4つの分散会に分かれ、組織建設で新会員さんへの声掛けや、退会させない取り組み、民商の良さを伝えていくこと、未収会員の問題、署名の収集方法のことなどについて議論が交わされました。
総会方針案、決算・予算案の採択では、総会方針案は圧倒的多数、決算・予算案は全会一致で採択されました。
